雑事~ざつごと~

てきとうにたらたら文章書いてる奴の垂れ流しやら雑記やら。

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アッシャー・オーヴァー

 記しておきますが、現在書いている「喜劇・不変」は本来のものと比べると結構はしょってます。


   喜劇・不変
   つぎっぱな.「ややせこいなと訝しむ1」

 毎日を悲惨に暮らすシンデレラは朝から継母や姉たちに働かせられて家中を駆け回っていた。やれドレスを持ってこい、やれ指輪を持ってこい、やれ首飾りを持ってこいなど、彼女たちはただ自分を綺麗にすることに忙しくしている。シンデレラが理由を聞くと彼女らは忙しさに苛立ちと蔑みと怒りを込めて完全純度の嫌味な口調で王子様の開く舞踏会に招待されたことを言い、ついでのように、追撃のようにシンデレラへ牙を向ける。
「その恰好じゃ行けないわね。まあ連れて行く気もないんだけれど」
 シンデレラはうな垂れながら彼女らのドレスや首飾りを運んだ。慌しく走り回ったせいで家中に舞ったほこりを掃除し終わり、久しぶりに温かいスープとそんなにかたくないパンを食べてテーブルにもたれかかる。ふと満たされたお腹にうとうとしながら窓から外を眺めていると、不自然な、しかしやわらかい光が外に満ちている。シンデレラはその光が気になってテーブルから体を起こし、外に出た。
 光の中心には一人の老婆がいた。紫と黒のあいだに染めたローブをかぶり、使い込んだ感のある手垢にまみれた木の杖を持って、彼女は光の中にたたずんでいる。老婆はシンデレラを見上げ、しわだらけの顔でほほえんだ。
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  1. 2005/12/25(日) 20:33:37|
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